こんにちは、ましゅーです。
「公務員は安定しているから」そういった理由で公務員を目指す方は多いと思います。でも実は、安定を求めて公務員になった方の中には、「こんなはずじゃなかった」と後悔している方が一定数いるのも事実です。
この記事では、公務員の「安定」のメリットとデメリットを、プロの視点から解説します。両方を知ることで、自分が公務員に向いているのかどうか、理解が深まり、自分にとってベストな選択ができるようになります。
この記事を書いた人

公務員のライト専任講師
ましゅー先生(望月真修)
公務員の「安定」には確かなメリットがある

まず最初に、公務員は安定しているというのは事実です。それにはしっかりとしたメリットが3つあります。
身分保障があってクビになりにくい
1つ目は、身分保障です。公務員は法律で身分が守られているため、民間企業のようにリストラされるリスクがほとんどありません。不祥事を起こさない限り、定年まで長く働くことができます。
毎月安定した給料がもらえる
2つ目は、安定した給料です。景気が悪くなっても、公務員の給料は大きく下がりません。コロナ禍のような経済危機でも、毎月きちんと決まった額が振り込まれるのは大きな安心感につながります。
老後の年金・退職金が手厚い
3つ目は、年金と退職金の手厚さです。国家公務員の退職金は平均で約2,000万円と言われています。老後の備えという意味でも、公務員は恵まれた職業です。

安定を求めて入った人が後悔しやすいこと

ここからは「安定」を最優先に求めて公務員になった方が、特に後悔しやすいポイントを5つ紹介します。
給料がなかなか上がらない

1つ目は、給料がなかなか上がらないことです。公務員の給料は、年齢と経験年数でほぼ決まる「年功序列」です。成果を出しても、同期と差がつくのは基本的にわずかです。
「30代で年収1000万円を目指したい」「バリバリ稼ぎたい」こういう方には、物足りなさを感じるかもしれません。
仕事のやり方を自分で変えにくい

2つ目は、仕事のやり方を自分で変えにくいことです。公務員の仕事は、法律や前例に基づいて進める必要があります。「もっと効率化したい」「新しいやり方を試したい」そう思っても、上司の承認や部署全体の調整が必要で、変化には非常に時間がかかります。
スピード感を求める方にとっては、もどかしさを感じる場面が出てくるでしょう。
異動・転勤で生活リズムが変わることがある

3つ目は、異動や転勤の多さです。公務員は、2〜4年ごとに部署が変わることが一般的です。国家公務員の場合、勤務する都道府県が変わる転勤もあります。
せっかく仕事に慣れた頃に、また一から新しい仕事を覚え直す。たとえば結婚や子育てのタイミングで転勤が重なると、自分だけでなく家族も環境が変わることになります。
副業など自由な働き方に制限がある

4つ目は、副業の制限です。公務員は、国家公務員法や地方公務員法で副業が制限されています。一部の自治体では地域貢献に限った副業が解禁されつつありますが、今のところ、民間企業に比べると自由度が低くなっています。
「複数の収入源を持ちたい」「自分の好きなことでビジネスを始めたい」こういう方には、もしかすると公務員の働き方は合わないかもしれません。
職場の古い文化に戸惑うことがある

5つ目は、職場の古い文化です。公務員の職場は、年功序列や紙文化など、民間と比べて昔ながらのスタイルが残っている場合があります。ハンコ、紙の書類、長時間の会議、飲み会文化など、人によっては「時代に合わない」と感じることもあるでしょう。

公務員になってから後悔しないために知っておきたいこと

公務員になってから後悔を避けるためのポイントは「安定以外に何を求めるかを考えておく」「実際の仕事内容や職場環境を事前に調べる」の2つです。
安定以外に何を求めるかを考えておく
1つ目は、「安定」以外に自分が何を求めるかを言語化することです。バリバリ働いてたくさん稼ぎたいのか、専門性を深めたいのか、家族との時間を大事にしたいのか、自由な働き方を重視するのかといった価値観を明確にしましょう。
「安定」だけで選ぶのではなく、自分にとって譲れない条件を整理しておくと、公務員になってから後悔しにくくなります。
実際の仕事内容や職場環境を事前に調べる
2つ目は、実際の仕事内容や職場の雰囲気を事前にリサーチすることです。説明会、OB・OG訪問、SNSでの口コミ、公務員の体験記を書いた書籍といった情報源はたくさんあります。

まとめ
公務員の「安定」は本物です。ただし、安定の裏側には、給料・異動・副業の制限など、人によっては後悔につながるポイントがあります。
大切なのは、自分が何を求めるかを明確にしたうえで、事前にしっかりリサーチすることです。
公務員という選択が、あなたにとって最適かどうか。この記事が、その判断のヒントになれば幸いです。


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