公務員試験と併願する受験生が非常に多い「国立大学法人等職員採用試験」。
2026年3月2日、2026年度の試験案内が公式に発表されましたが、今年の試験からは「教養試験の出題バランス」に劇的な変更が加えられることが判明しました。
今回は国立大学法人の仕事内容や試験内容、試験制度の変更点など、最新情報を、徹底解説していきます。
この記事を書いた人

公務員のライト専任講師
ましゅー先生(望月真修)
国立大学法人の試験日程と魅力

国立大学法人の事務職員は、大学の運営や学生支援、広報活動などを担う、非常に人気のある職種です。
今年度の試験日程は?

まずは、今年度の試験日程を確認しましょう。
- 申込期間: 5月8日(金)〜スタート
- 第1次試験日(筆記): 6月28日(日)
例年、筆記試験は7月の第1週に行われることが多いですが、今年は6月末へとわずかに前倒しされています。地方上級試験などが終わった後の時期に設定されているため、スケジュールの観点からも非常に併願しやすいのが特徴です。
最大の魅力は「教養試験のみ」で受験できること

国立大学法人試験の最大のメリットは、第1次試験が「教養試験のみ」で行われる点です。
専門科目の勉強が不要なため、専門試験がある国家一般職や地方上級の勉強をしている方にとっては、特別な追加対策なしで受験できる「お得な併願先」として人気を集めています。
【超重要】教養試験の出題内訳が激変!

さて、ここからが今年度の最も重要な変更点です。
これまで「知識系重視」だった教養試験の出題バランスが、今年から「知能系(数的処理・文章理解)重視」へと大きく舵を切りました。
変更点①:知識系科目が大幅減少
歴史や物理などの暗記科目である「知識系」の出題数が、一気に減らされました。
- 【従来】社会・人文・自然科学:20問
- 【2026年度〜】 知識系科目:13問
変更点②:知能系(数的処理・文章理解)が増加
暗記科目が減った分、考える力が試される「知能系」の出題数が増加しました。
- 【従来】文章理解・数的処理:20問
- 【2026年度〜】 文章理解・数的処理等:27問
特に「判断推理・数的推理・資料解釈」といった数的処理関連だけで18問も出題される予定となっており、数的処理の出来が合否を直結する試験へと変貌を遂げました。
変更点③:「時事」の重要性が急上昇
もう一つ見逃せないのが、「自然・社会・人文に関する事(時事)」という分野が知識系の中に明記されたことです。
従来の単純な歴史や科学の知識よりも、国家公務員試験のように「最新の時事問題」を絡めた出題が増加することが予想されます。
年齢制限の緩和でチャンス拡大!
試験内容の変更に加え、受験資格の年齢制限にも嬉しい変更がありました。
- 年齢制限: 【従来】30歳まで → 【2026年度〜】35歳まで
年齢上限が35歳まで引き上げられたことで、社会人経験者や再チャレンジ組にとっても、受験のチャンスが大きく広がりました。これに伴い、例年以上に多くの受験生が集まる(志願者数が増加する)可能性があります。
まとめ:数的処理と時事を制する者が受かる!
2026年度の国立大学法人試験は、以下のように対策の軸をシフトする必要があります。
- 歴史や理科などの暗記(知識系)の優先度を下げる
- 「数的処理」の対策を極限まで強化する
- 最新の「時事問題」をしっかり押さえる
教養試験のみで受験できるハードルの低さは健在ですので、ぜひ今回の変更点を踏まえた上で、併願先の一つとして積極的に検討してみてください!
【動画で解説】試験変更点の詳細とプロの対策
今回ご紹介した教養試験の出題数の変化や、講師による「どう対策すべきか」という詳しい解説は、以下の動画でご覧いただけます。
(該当箇所:15分08秒付近〜)














