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【志望官庁ランキング(2025)】1000名以上の国家一般職の受験生が回答!!競争倍率が低い省庁はどこ?

国家一般職の志望官庁ランキングアンケート結果

今回は、国家一般職の志望官庁ランキングについて、紹介していきます。

今回、1000名以上の方を対象に、アンケート調査を実施させていただきました。
志望者が多い・少ない官庁がどこか、また、競争倍率など、気になるところだと思いますので、今から紹介していきます

2023年の情報はこちら

この記事を書いた人

公務員のライト専任講師 ましゅー先生

公務員試験データアナリティクスの第一人者。国家一般職、労働基準監督官、地方公務員試験に最終合格。大学院卒業後は自治体職員として総合防災システムを構築。膨大なデータを分析し、正確な出題傾向、ボーダー予想、足切り判定を提供。著書『最強の時事』『ライトの時事本』はAmazonベストセラーを獲得。

ましゅー先生

【志望官庁ランキング】国家一般職

志望官庁ランキングのアンケート概要

受験生に第一志望から第五志望まで、志望官庁を聞いたうえで、第一志望が5ポイント、第二志望が4ポイント、第三志望が3ポイント、第四志望が2ポイント、第五志望が1ポイントといった条件で、ポイントを集計しました。

アンケート概要

【アンケート概要】

  • 全65個程度の官庁のランキングを調査
  • ※1000名投票時に集計した結果を紹介

官庁ランキングアンケート

はこちらです

倍率のランク付け

志望官庁ランキングの倍率について

「総合点」を官庁ごとに出し、2025年度の「採用予定者数」を元に、割り算をして、競争倍率に順位を付けました。

3つの分野でランキングを紹介

志望官庁ランキングの考察視点

国家一般職の志望官庁ランキングについて、3つの視点でまとめて紹介していきます。
また、それぞれ「出先機関」と「本省」の結果を紹介します。

【総投票数】国家一般職の志望官庁ランキング(志望者多)

【出先機関】官庁ランキング:総投票数が多い

出先機関の志望者多順の志望官庁ランキング

総投票数が多かった官庁は、①法務局、②検察庁、③労働局でした。

やはり、もともと「採用予定者数(採用枠)」が全然違うので、一概にこの結果で人気か不人気かを判断するのは難しいですね

【本省】官庁ランキング:総投票数が多い

本省の志望者多順の志望官庁ランキング

総投票数が多かった官庁は、①文部科学省、②国土交通省、③特許庁でした。

【総投票数】国家一般職の不人気官庁ランキング(志望者少)

【出先機関】官庁ランキング:総投票数が少ない

出先機関の志望者少順の志望官庁ランキング

総投票数が少なかった官庁は、①刑務所、②更生保護委員会、③防疫所でした。

知名度などが大きく影響していると思います。

【志望者少:本省】官庁ランキング:総投票数が少ない

本省の志望者多順の志望官庁ランキング

総投票数が少なかった官庁は、①海上保安庁、②運輸安全委員会、③農林水産省(デジタル戦略グループ)でした。

では、次は「倍率」でのランキングを見ていきましょう

【高倍率】国家一般職の人気官庁ランキング

※総投票数÷採用予定者総数でポイント倍率を算出し、競争倍率にランク付けをしています。

【高倍率:出先機関】官庁ランキング:倍率が高い

出先機関の高倍率順の志望官庁ランキング

倍率(※ポイント倍率)が高かった官庁は、①環境事務所、②法務局、③行政評価局でした。

【高倍率:本省】官庁ランキング:倍率が高い

本省の志望者多高倍率順の志望官庁ランキング

倍率(※ポイント倍率)が高かった官庁は、①法務省、②人事院、③宮内庁でした。

【低倍率】国家一般職の不人気官庁ランキング

※総投票数÷採用予定者総数でポイント倍率を算出し、競争倍率にランク付けをしています。

【出先機関】官庁ランキング:倍率が低い

出先機関の低倍率順の志望官庁ランキング

倍率(※ポイント倍率)が低かった官庁は、①管区気象台、②森林管理局、③防疫所でした。

【低倍率:本省】官庁ランキング:倍率が低い

本省の低倍率順の志望官庁ランキング

倍率(※ポイント倍率)が低かった官庁は、①海上保安庁、②原子力規制庁、③経済産業省でした。

経済産業省については、技術系の採用枠が多くなっています。技術系の区分の受験生の投票数が少なかったことが、ポイント倍率の低下につながった要因ではないかなと思います。

【スカウト電話】国家一般職の不人気官庁ランキング

スカウト電話の体験談まとめ

受験生からの報告で、スカウト電話が多い官庁をまとめています。
上記のサイト+私のLINE公式にて報告が多かった官庁を紹介します。

【スカウト電話とは?】
最終合格発表日後(8月中下旬~)に、官庁の方から受験生に対し、「ウチに面接しに来ないか」とかける電話のことです。
内々定を獲得した受験生全員が「国家一般職への就職」を希望するわけではありません。皆さんが思っている以上に「内々定辞退者」が多いので、官庁側も必至というわけですね

【出先機関】官庁ランキング:スカウト電話が多い

出先機関のスカウト電話ランキング

スカウト電話の数が多かった官庁は、①労働局、②法務局、③警察局でした。

労働局や法務局は、地方公務員との併願者が多いです。そして、この手の受験生の多くが地方に就職し、内々定辞退者が多く出てしまうため、再募集等がかかりやすくなります。
また、転勤のエリア等が広い官庁は受験生に毛嫌いされてしまう傾向もあります。

【本省】官庁ランキング:スカウト電話が多い

本省のスカウト電話ランキング

スカウト電話の数が多かった官庁は、①厚生労働省、②農林水産省、③国土交通省でした。
本省の場合は、電話ではなく、郵送等で再募集をかけたり、HPで募集しなおしたりするケースが多いです。

本省はなかなかスカウト電話や再募集等はかからないですが、中でも厚生労働省と農林水産省、国土交通省は再募集等がかかりやすい官庁となります。
再募集等がかかる主な理由は、この手の官庁が採用予定者総数自体が多く、内々定辞退者の数も必然的に増ることから、採用側も多くの新規職員を集めるのが大変だからです。9月以降にもう一度募集しないと、既定の新規職員数を獲得できないということですね。

【8位以下のデータまとめ】国家一般職の人気官庁ランキング

  1. 【法】法務局:1076
  2. 【法】検察庁:1046
  3. 【厚】労働局:975
  4. 【財】税関:802
  5. 【法】出入国在留管理局:521
  6. 【国】整備局:505
  7. 【経】経済産業局:381
  8. 【法】公安調査局:322
  9. 【厚】厚生局:315
  10. 【農】農政局:284
  11. 【国】運輸局:201
  12. 【防】防衛局:169
  13. 【総】行政評価局:151
  14. 【総】総合通信局:149
  15. 【警】管区警察局:115
  16. 【国】航空局:103
  17. 【防】陸上自衛隊:99
  18. 【防】海上自衛隊:67
  19. 【環】環境事務所:65
  20. 【防】情報本部:59
  21. 【農(林)】森林管理局:47
  22. 【気】管区気象台:44
  23. 【防】航空自衛隊:35
  24. 【厚】厚生局麻薬取締部:31
  25. 【厚】検疫所:24
  26. 【農】農政事務所:23
  27. 【国】地理院:22
  28. 【農】防疫所:19
  29. 【法】更生保護委員会:18
  30. 【法】刑務所:16
  1. 文部科学省(本省):289
  2. 国土交通省(本省):277
  3. 特許庁:255
  4. 厚生労働省(本省):241
  5. 会計検査院:224
  6. 農林水産省(本省):211
  7. 警察庁:199
  8. こども家庭庁:178
  9. 公正取引委員会:167
  10. 防衛省(本省所在機関):159
  11. 総務省(本省):155
  12. 人事院:131
  13. 防衛省(本省内部部局):124
  14. 環境省(本省):118
  15. 防衛装備庁:107
  16. 内閣官房内閣情報調査室:104
  17. 宮内庁:101
  18. 内閣府(本府):89
  19. 金融庁:75
  20. 経済産業省(本省):73
  21. 財務省(本省):71
  22. 気象庁:58
  23. 法務省(本省):57
  24. デジタル庁:51
  25. 農林水産省(統計部):50
  26. カジノ管理委員会:40
  27. 消費者庁:35
  28. 外務省(本省):29
  29. 原子力規制庁:29
  30. 内閣法制局:21
  31. 個人情報保護委員会:20
  32. 水産庁:20
  33. 農林水産省(デジタル戦略グループ):11
  34. 運輸安全委員会:9
  35. 海上保安庁:6
  1. 【環】環境事務所:5.42
  2. 【法】法務局:5.10
  3. 【総】行政評価局:4.72
  4. 【経】経済産業局:4.54
  5. 【法】検察庁:4.51
  6. 【厚】厚生局:3.99
  7. 【厚】厚生局麻薬取締部:3.88
  8. 【法】公安調査局:3.74
  9. 【総】総合通信局:3.55
  10. 【農】農政事務所:3.29
  11. 【財】税関:3.08
  12. 【厚】労働局:2.72
  13. 【法】出入国在留管理局:2.30
  14. 【法】更生保護委員会:2.25
  15. 【防】情報本部:1.90
  16. 【国】運輸局:1.72
  17. 【国】航空局:1.63
  18. 【農】農政局:1.20
  19. 【厚】検疫所:1.14
  20. 【法】刑務所:1.14
  21. 【防】防衛局:1.06
  22. 【警】管区警察局:1.04
  23. 【防】海上自衛隊:0.99
  24. 【国】地理院:0.96
  25. 【防】航空自衛隊:0.73
  26. 【国】整備局:0.61
  27. 【防】陸上自衛隊:0.52
  28. 【農】防疫所:0.48
  29. 【農(林)】森林管理局:0.47
  30. 【気】管区気象台:0.23
  1. 法務省(本省):28.50
  2. 人事院:14.56
  3. 宮内庁:12.63
  4. 警察庁:11.71
  5. 気象庁:8.29
  6. 公正取引委員会:7.95
  7. 会計検査院:7.72
  8. 文部科学省(本省):7.41
  9. 特許庁:7.08
  10. 内閣法制局:7.00
  11. カジノ管理委員会:6.67
  12. デジタル庁:6.38
  13. 防衛省(本省内部部局):5.64
  14. 内閣官房内閣情報調査室:5.20
  15. 消費者庁:5.00
  16. 内閣府(本府):4.45
  17. 国土交通省(本省):4.07
  18. こども家庭庁:3.96
  19. 財務省(本省):3.94
  20. 農林水産省(統計部):3.33
  21. 防衛省(本省所在機関):3.00
  22. 金融庁:3.00
  23. 総務省(本省):2.54
  24. 個人情報保護委員会:2.50
  25. 運輸安全委員会:2.25
  26. 外務省(本省):2.23
  27. 環境省(本省):2.23
  28. 農林水産省(本省):2.22
  29. 水産庁:1.67
  30. 農林水産省(デジタル戦略グループ):1.57
  31. 防衛装備庁:1.37
  32. 厚生労働省(本省):1.14
  33. 経済産業省(本省):1.12
  34. 原子力規制庁:0.97
  35. 海上保安庁:0.46
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