地方公務員(県庁や市役所)を中心に進んでいる「公務員試験の早期化」の波が、ついに警察官採用試験にも本格的に押し寄せてきました。
今回、千葉県警と兵庫県警から、受験生にとって非常に有利となる「大学3年生からの受験解禁」や「論文試験の廃止」といった大改革が発表されました。
これから警察官を目指す方にとって大チャンスとなるこの最新動向について、プロの視点で分かりやすく解説します。
この記事を書いた人

公務員のライト専任講師
ましゅー先生(望月真修)
【千葉県警】大学3年生から受験が可能に!

まずは千葉県警の最新ニュースです。
千葉県警では、令和8年度(2026年度)の2回目の試験から、大学3年生での受験が可能になる新制度が発表されました。
なぜ早期化が進んでいるの?
近年、公務員試験全体で「併願」をする受験生が非常に増えています。多くの試験を受けられるメリットがある一方で、自治体側としては「最終合格を出しても、他の試験に受かって辞退されてしまう」という課題を抱えていました。
さらに、内定が出る時期が民間企業に比べて遅いため、優秀な人材が民間に流れてしまうという背景もあります。
そこで、受験生の負担を減らし、より多くの層にチャレンジしてもらうために、千葉県警でも「大学3年生からの早期枠」が導入されることになりました。早く進路を確保したい学生にとっては、非常に嬉しい制度です。
【全国初】兵庫県警は「論文廃止」&「3年生枠」を新設!

さらに驚くべきニュースが兵庫県警から飛び込んできました。
兵庫県警では、大学3年生向けに「早期チャレンジ区分」を新設するだけでなく、なんと全国の警察で初めて「論文試験を廃止する」という特大の改革を発表したのです。
受験者減少に歯止めを!ハードルを下げて門戸を拡大
兵庫県警の採用試験受験者数は、ピークだった2003年度約1万人(倍率13倍程度)から激減し、2024年度は約1,400人(倍率3倍程度)と、ピーク時の10分の1程度にまで落ち込んでいました。
警察官不足が深刻化する中、受験を敬遠する大きな要因の一つとなっていたのが「論文試験」でした。
今回、この重いハードルであった論文試験を思い切って廃止することで、公務員専願の受験生だけでなく、「民間企業を第一志望としているけれど、警察官にも少し興味がある」といった幅広い層に受験してもらう狙いがあります。
受験生への絶大なメリットと「今後の対策」
千葉県警や兵庫県警のこの動きは、今後の警察官試験全体のトレンドになっていく可能性が高いです。受験生にとっては以下のメリットがあります。
- 早く内定が決まる(大学3年生のうちに進路が確保できる)
- 論文対策の負担が減り、併願がしやすくなる
論文が減る分、「人物評価(面接)」が重要に!
ただし一つ注意が必要です。論文試験というハードルがなくなる分、合否の判定において「面接試験(人物評価)」の重要性がこれまで以上に高まることは間違いありません。
筆記試験の対策はもちろんですが、「なぜ警察官になりたいのか」「どんな強みがあるのか」をしっかりアピールできるよう、早期から面接対策・エントリーシート作成に取り組むことが、今後の警察試験を制する絶対条件となります。
まとめ:警察官になるなら「今」が最大のチャンス!
試験制度が受験生にとって有利な方向に大きく変わろうとしている今こそ、警察官を目指す最大のチャンスです。
- 大学3年生から受けられる自治体がないかチェックする
- 論文廃止など、自分に有利な試験区分を探す
- 浮いた時間で「面接対策」を徹底的に行う
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(該当箇所:17分05秒付近〜)














