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【速報】2026年度(令和8年)特別区職員採用試験の日程発表!秋試験が「大学3年生」解禁へ、過去最大級の変更点を徹底解説

公務員試験受験生の皆さん、こんにちは。 本日、2026年1月9日、特別区人事委員会より、2026年度(令和8年度)の特別区職員採用試験・選考の日程および変更点が正式に発表されました。

これまでの傾向を大きく覆す「重要変更」が含まれています。 特に、現在大学2年生・3年生の方や、技術職を志望している方にとっては、「チャンスが倍増する」といっても過言ではない内容です。

この記事では、特別区人事委員会の公表資料をもとに、試験日程のスケジュールと、注目の制度変更ポイントをプロの視点で分かりやすく解説します。

この記事を書いた人

公務員のライト専任講師

ましゅー先生(望月真修)

  • 膨大な試験データを元に出題傾向・ボーダー予想を行う

 

2026年度(令和8年度)の特別区の試験日程

では、気になる試験日程を確認しましょう。

 

I類(大卒程度)春試験・秋試験・SPI枠

春試験の一次試験は、例年より少し早い4月19日(日)です。

試験区分 告示(詳細発表) 申込受付期間 第1次試験 最終合格発表
I類【早期SPI枠】 2月5日(木) 2/5(木)~2/18(水) 3/4(水)~3/17(火)

 

※テストセンター

5/29(金)
I類【春試験】 3月6日(金) 3/6(金)~3/23(月) 4月19日(日) 7月下旬
I類【秋試験】 7月16日(木) 7/16(木)~7/30(木) 9月13日(日) 11月20日(金)

【ポイント】

  • 早期SPI枠: 申し込みが2月5日から始まります。
  • 春試験: 申し込み期間が3月6日から3月23日と短いです。特に大学生は「春休み」の期間なので、忘れないようにしましょう。

 

III類(高卒程度)・経験者・障害者選考

試験区分 告示(詳細発表) 申込受付期間 第1次試験 最終合格発表
III類(高卒程度) 6月25日(木) 6/25(木)~7/16(木) 9月13日(日) 11月20日(金)
経験者採用 春: 3/6(金)

秋: 6/25(木)

春: 3/6~3/23

秋: 6/25~7/16

春: 4/19(日)

秋: 9/6(日)

春: 7/15(水)

秋: 11/20(金)

こちらはⅢ類(高卒程度)と経験者採用の2026年度の試験日程です。

 

【特別区】2026年度の試験制度の変更点[3大トピック]

  1. 合格者名簿の有効期間が3年から1年に短縮
  2. I類【秋試験】が「21歳(大学3年生相当)」から受験可能に!
  3. III類(高卒程度)で「技術職」の募集が解禁!

2026年度は、主に3つの点について、試験制度の改正が行われます。これらについて、詳細を見ていきましょう。

 

 

1. 採用候補者名簿の有効期間ルール変更

引用:特別区 令和8年度特別区職員採用試験・選考の実施日程等について

少しややこしいですが、「合格の有効期限」が変わります。

 

春試験は名簿有効期間が3年間から1年間に

  • 春試験:3年間→ 1年間(短縮)

これまで、特別区人事委員会の試験に合格した方は、3年の間、合格者名簿が有効だったので、区面接(区役所の就職面接)の機会が多くありました。また、3年間は有効だったので、たとえば、大学4年生で試験に合格して、2年間大学院に行った後、区面接を受けるという選択ができました。

この有効期間が「1年間」に短縮されるので、試験に合格したら、その年度内に、区役所の面接を受けて、内定が取れないと、名簿が消滅してしまうということになります。
これは、受験生目線で見ると、悪い改正点になります。

 

秋試験は名簿有効期間が2年間に

  • 秋試験: 2年間
    • 21歳(大学3年相当)合格者 → 翌々年度の4月1日採用
    • 22歳~31歳合格者 → 翌年度の4月1日採用

秋試験の合格者名簿の有効期間は2年間になります。ただ、秋試験に関しては、「自分の年齢によって採用される年度が自動的に決まる(選べない)」という点に注意してください。 3年生が受かれば再来年の4月から、4年生や既卒者が受かれば来年の4月から働ける、という非常に合理的なシステムになっています。

 

 

2. I類【秋試験】が大学3年生から受験可能に

これまで、特別区のI類(大卒程度)秋試験(技術系区分)は、既卒者や大学4年生(公務員試験再チャレンジ組)が主な対象でした。しかし、2026年度からはルールが激変します。

 

技術職は受験可能年齢が「1歳」引き下げ

これまでは技術職は「22歳以上」が対象でしたが、2026年度からは「21歳以上32歳未満」に変更されます。 これにより、大学3年生相当の年齢から受験が可能になります。

  • 現行: 22歳以上 ~ 32歳未満
  • 2026年度から: 21歳以上 ~ 32歳未満

 

なぜこれが「大チャンス」なのか?

民間企業の就活が本格化する前に、「公務員試験の内定(合格)」を持った状態で4年生を迎えられる可能性が出てきたからです。

  • 3年生の秋に合格した場合: 採用候補者名簿の有効期間が「2年間」に設定されています。つまり、大学卒業後の「翌々年度の4月1日」を採用予定日として確保できます。

これは、民間企業との併願を考えている学生にとっても、精神的に大きなアドバンテージになるでしょう。「お試し受験」ではなく、「本気で内定を取りに行く」戦略が3年生の秋から可能になります。

 

秋試験の募集職種も拡大(技術職)

さらに、秋試験の技術職において、従来の「土木・建築・機械・電気」に加え、「土木造園(造園)」が追加されました。造園区分の方にとっても、春と秋の2回チャンスが巡ってくることになります。

 

 

3. 特別区III類(高卒程度)で技術職採用がスタート

これまでIII類は事務職が中心でしたが、2026年度から以下の技術職の募集が開始されます。

  • 新設区分: 土木造園(土木)、土木造園(造園)、建築、機械、電気

工業高校に通う高校生や、専門学校生にとっては、特別区職員になれる門戸が大きく開かれました。

 

その他、【電気職】試験科目の変更(理系学生に朗報!)

I類【秋試験】から、電気職の1次試験(専門試験)の出題範囲が変わります。

  • 追加される科目: 数学・物理
  • 変更後の範囲: 数学・物理、電気・電気回路、電気磁気学、材料・制御、電気機器、発送配電、情報・通信

これまでは「電気専門特化」でしたが、教養的な理数科目が追加されることで、大学受験で物理・数学を得意としていた層が参入しやすくなります。
※なお、この変更は令和9年度からは春試験にも適用されます。

 

 

特別区の試験日程・制度変更まとめ

2026年度の特別区採用試験は、多くの改正がありました。

  • 試験日程: 春試験は4/19、秋試験は9/13
  • 最大の変更: 合格者名簿の有効期間が1年間に短縮、秋試験が21歳(大学3年生)解禁
  • 技術職: 高卒枠新設、電気職の科目変更

公務員試験は情報戦です。このような改正点もしっかりと把握したうえで、今後の人生計画、学習計画を立ててください。

詳細な受験案内(採用人数など)は、それぞれの「告示日(春試験は2月5日)」に発表されます。 まずは特別区人事委員会の公式サイトをブックマークし、最新情報を逃さないようにしましょう。

皆さんの合格を心より応援しています!

参考リンク: 特別区人事委員会 採用試験情報