特別区(東京23区)を志望する皆さん、いよいよ春試験の申し込みがスタートしました!
それと同時に、受験生が最も気になる「2026年度の採用予定者数」が公式に発表されました。
全体としては大型採用が維持されているものの、内訳を見ると「SPI枠の大幅な拡大」や「特定の区での採用数激減」など、受験戦略を揺るがす重要な変化が起きています。
今回は、発表された最新データをもとに、今年の特別区試験の傾向と対策をプロの視点で徹底解説します。
この記事を書いた人

公務員のライト専任講師
ましゅー先生(望月真修)
全体の採用予定数は「1,230人」と大型採用を維持!

まずは全体の数字から確認しましょう。
- 2025年度(昨年): 1,208人
- 2026年度(今年): 1,230人
昨年と比較して採用予定者数は微増しており、依然として1,000人を超える「超・大型採用」が続いています。特別区を第一志望としている受験生にとっては、非常にポジティブなニュースと言えます。
一般方式は微減、SPI方式は大幅増!

しかし、その内訳(試験区分)を見ると明らかなトレンドの変化が見て取れます。
- 一般方式(行政): 1,095人 → 1,039人 (微減)
- 新方式(SPI枠): 113人 → 191人 (大幅増!)
教養・専門試験を課す従来の「一般方式」の枠が少し減り、民間企業との併願がしやすい「SPI方式」の枠が大きく拡大しました。
SPI方式の採用枠が広がったことで、こちらの倍率は昨年よりも少し落ち着く可能性がありますが、その分「人物重視(面接・プレゼン)」の傾向がさらに強まることが予想されます。
【要注意】希望区の採用数が激減しているかも!?

今回の発表で、SNS等でも最も話題になったのが「各区ごとの採用予定者数のバラつき」です。
特別区の申し込み時には、自分が働きたい「希望区」を選択する必要がありますが、区によっては昨年度から採用数が激減しているところがあります。
- 【例】荒川区の場合: 54人(昨年) → 7人(今年)
このように、前年と比べて採用枠が極端に絞られている区を第一希望にするのは、戦略的にリスクが伴います。「どうしてもその区が良い!」という強い思い入れがない限りは、採用予定者数の多い区を希望に含めるなどの柔軟な判断が求められます。
筆記試験は通過しやすいが「面接」が激戦に

特別区の近年の試験データを見ると、ある明確な特徴が浮かび上がってきます。
- 1次試験(筆記)の倍率: 約1.1倍〜1.2倍
- 2次試験(面接)の倍率: 約1.5倍〜1.6倍
筆記試験の倍率は1倍台前半となっており、しっかりと基本対策をしていれば「ほとんどの人が筆記は通過できる」状態です。
しかし、その後の面接試験で大きく絞り込まれます。特別区を第一志望とする熱意の高い受験生同士で競り合うことになるため、面接の難易度は決して低くありません。
申し込みと同時に「エントリーシート(面接カード)」の準備を進め、早期から面接対策に力を入れることが、特別区合格の最大の鍵となります。
まとめ:情報収集と早期の面接対策を!
2026年度の特別区試験は、以下のポイントを押さえて戦略を立てましょう。
- SPI枠が拡大し、多様な人材が求められている
- 希望区を選ぶ際は「各区の採用予定者数」を必ずチェックする
- 筆記試験だけでなく、面接対策に今すぐ着手する
申し込み期間は限られていますので、まずは忘れずに手続きを完了させましょう!
【動画で解説】特別区の最新データとプロの分析
今回ご紹介した区ごとの詳しい採用予定者数や、より深い倍率の分析については、こちらの動画でプロ講師陣が詳しく解説しています。特別区志望者は必見です!
(該当箇所:07:10付近〜)














