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【1118名アンケート】国家専門職、みんなはどこを受ける?倍率が低い穴場の試験とは?

国家公務員試験の中でも、特定の分野に特化したスペシャリストを採用する「国家専門職」。

毎年多くの受験生が挑戦しますが、この試験には「試験日がすべて同じ日程(5月24日)」という大きな特徴があります。

つまり、数ある魅力的な職種の中から、たった一つしか受験することができないのです

どれを選べばいいの?」「みんなはどこを受けるの?

そんな疑問を持つ受験生のために、今回は国家専門職の基礎知識と、1,118人の受験生に聞いたリアルな志望先アンケートの結果を公開します。

この記事を書いた人

公務員のライト専任講師

ましゅー先生(望月真修)

  • 膨大な試験データを元に出題傾向・ボーダー予想を行う

そもそも「国家専門職」とは?

国家専門職とは、その名の通り特定の行政分野において、高い専門性を発揮して働く国家公務員のことです。

行政全般を広く扱う「国家一般職」とは異なり、採用された直後からその道のプロフェッショナルとして育成されます。

主な職種と仕事内容一覧

5月24日に実施される主な試験区分と、それぞれの仕事内容は以下の通りです。

試験区分 仕事内容の概要
国税専門官 国税局や税務署で働き、適正な課税・徴収を行う税のスペシャリスト。脱税調査(マルサ)なども行う。
財務専門官 財務局などで働き、国有財産の管理や地域経済の調査を行う財政・金融のスペシャリスト
労働基準監督官 労働局や労働基準監督署で働き、労働条件の監督・指導や労災補償を行う労働分野のスペシャリスト
法務省専門職員
(人間科学)
少年院や刑務所、保護観察所などで働く、心理・教育・更生のスペシャリスト。(法務教官、保護観察官など)
刑務官 刑務所や拘置所などで働き、被収容者の生活指導や施設の保安警備を行う矯正処遇のスペシャリスト
皇宮護衛官 天皇皇后両陛下や皇族方の護衛、皇居・御用邸の警備を行う皇室守護の専門職
航空管制官 空港や交通管制部で働き、レーダー等を用いて航空機に指示を出す空の安全を守るスペシャリスト
海上保安官 海上保安庁の職員として、海の治安維持や海難救助などに従事する海のスペシャリスト
食品衛生監視員 全国の検疫所において、輸入食品の監視・指導や検査を行う食の安全を守るスペシャリスト

これらの中から、自分の専攻や興味、そして合格の可能性(倍率など)を考慮して、出願先を一つに絞る必要があります。

アンケート結果発表!1位は「国税専門官」

では、今年の受験生はどこを選んでいるのでしょうか?

公務員のライトで実施した、受験生1,118名へのアンケート結果(リアルタイム集計)がこちらです。

圧倒的人気の「国税」、続く「財務」「労基」

結果は一目瞭然、「国税専門官」を選ぶ受験生が圧倒的多数を占めました。

次いで「財務専門官」、「労働基準監督官」と続きますが、国税の人気ぶりはずば抜けています。

なぜこれほどまでに国税専門官が選ばれるのでしょうか?

その最大の理由は、「採用人数の多さ」にあります。

なぜこれほど国税が人気なのか?

  • 国税専門官: 全国で大量採用(募集規模が桁違い)
  • 財務・労基: 採用数は比較的少なめ

採用数が多い合格のチャンスが広がる」と考える受験生が多く、それがこの圧倒的な支持率に繋がっていると言えます。

実は狙い目!?知られざる「穴場」職種

アンケートでは少数派でしたが、講師陣が「実は狙い目」と注目するのが、その他の専門職です。

「刑務官」や「法務教官」に注目

特に注目したいのが、「刑務官」や「法務省専門職員(法務教官など)」です。 これらはあまり馴染みがないかもしれませんが、実は採用予定数が意外と多い職種です。

  • 刑務官: 今年度も一定規模の採用枠あり(70人)
  • 法務教官: 専門職の中では採用数が多め(210人)

国税や財務といったメジャーな試験種に受験者が集中するため、知名度が低いこれらの職種は、採用数の割に倍率が落ち着く傾向にあります。

「とにかく国家公務員になりたい」「専門性を活かして働きたい」という方にとっては、あえてこちらを狙うのも賢い戦略の一つです。

【動画で解説】アンケート詳細とプロの分析

今回ご紹介したアンケート結果の円グラフや、各職種の採用数データについては、こちらの動画で詳しく解説しています。

(該当箇所:16分19秒付近〜)