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【正答確率の高い選択肢はどれ?】過去12年のデータの分析から正答確率の高い5択の選択肢をプロ講師が徹底解説!

こんにちは、ましゅーです。公務員試験の多くで採用されている「5肢択一」問題。しっかりと勉強していても、本番で全く分からない問題や最後の2択で迷う問題に直面することは少なくありません。

この記事では、動画でもご紹介した過去12年分のデータの分析から分かる「正答確率の高い選択肢」を徹底解説します。どうしても迷ったときの戦略として、どの選択肢を選ぶと良いかを知っておきましょう。

この記事を書いた人

公務員のライト専任講師

ましゅー先生(望月真修)

  • 膨大な試験データを元に出題傾向・ボーダー予想を行う

正答の選択肢傾向を研究する目的

正答の選択肢傾向を研究する目的

理論上、5択問題の正解率はすべて「20%」になるはずです。しかし、問題を作成しているのは人間であるため、どうしても「差」が生じます。選択肢に迷ったとき、最後は「運」に頼ることになりますが、どうせなら少しでも正答確率の高い選択肢を選びたいですよね。

実際どのくらいの差があるのか、今回は、国家一般職・国家専門職・裁判所・特別区・都庁の教養と専門のデータを過去12年分、約5,400問徹底分析しました。

どの選択肢が正答になりやすいのかを、全科目の「合計」データと、教養試験の中でも特に時間配分が鍵となる「資料解釈」に特化したデータの2つの指標からお届けします。いざという時の判断材料として、ぜひ参考にしてください。

検証1:5択問題全体で「正答になりやすい」選択肢はどれか?

検証1:5択問題全体で「正答になりやすい」選択肢はどれか?

まずは、教養試験・専門試験を合わせた全5,400問のデータから、正答となった選択肢の割合を見てみましょう。

分析結果:迷ったら「2・3・4」を狙え!

データを見ると、「2・3・4」が正答になる確率がわずかに高く、「1・5」は若干低くなるという傾向が浮かび上がりました。

実践的な活用法

1ミリも分からない問題が出た時

まったくわからない問題が出たときには、適当にマークするのではなく、「2・3・4」のどれかを塗る、あるいは全部「4」にすると決めておくと悩む時間を減らすことができます。

選択肢「1・4」で迷った時

正答率のデータを信じて、思い切って「4」を選んでみるのも一つです。

このように、勘に頼る場面での成功率を少しでも高めるためのテクニックとして活用できます。

【試験別】特徴的な傾向

特別区

教養
肢数割合[%]
①10618.4
②11520.0
③11620.1
④12822.2
⑤11119.3
専門
肢数割合[%]
①13019.7
②13220.0
③13620.6
④13320.2
⑤12819.4

都庁

教養
肢数割合[%]
①8016.7
②9820.4
③12025.0
④8617.9
⑤9620.0

特に「3」が正答になるケースが多いのが特徴です。

国家一般職

教養
肢数割合[%]
①8918.6
②9820.5
③9419.7
④10221.3
⑤9519.9
専門
肢数割合[%]
①16517.2
②20721.6
③20721.6
④20321.1
⑤17818.5

「1」が正答になる割合が少し少なくなっています。

国家専門職

教養
肢数割合[%]
①8918.5
②9820.4
③9920.6
④9720.2
⑤9720.2
専門(国税)
肢数割合[%]
①15118.4
②17421.2
③16319.8
④17321.0
⑤16119.6

国家一般職と同様に、「1」が正答になる割合が少なくなっています。

裁判所

教養
肢数割合[%]
①8918.5
②9820.4
③9920.6
④9720.2
⑤9720.2
専門
肢数割合[%]
①15118.4
②17421.2
③16319.8
④17321.0
⑤16119.6

全体傾向と同じく、「1」の正答になる割合が少ないです。

検証2:「資料解釈」は圧倒的な偏りがある!

肢数割合[%]
①2413.3
②2614.4
③4122.8
④5027.8
⑤3921.7

続いて、教養試験の中でも時間のかかる資料解釈に絞った、過去12年分、約180問のデータ検証結果です。

分析結果:特に「4」が多く、「1・2」はハズレやすい

資料解釈においては、全体傾向よりもさらに明確な差が出ました。「3・4・5」が正解になる確率が高く、逆に、「1・2」は正答になりづらいことが分かります。

実践的な活用法:タイムパフォーマンスを劇的に上げる戦略

実践的な活用法:タイムパフォーマンスを劇的に上げる戦略

資料解釈の問題は、選択肢を上から順に検証していき、正解を見つけたらそこで終了できる形式です。

つまり、「1」から順に計算していく脳筋特攻のような解き方よりも、正答率の高い「3・4・5」の選択肢から優先的にチェックし、「1・2」は後回しにする理論派戦略の方が、正解に早くたどり着ける可能性が高いです。

教養試験はとにかく時間との勝負です。この順番の工夫だけで、大きな時間短縮に繋がる可能性が高まります。

【試験別】資料解釈の傾向

特別区

肢数割合[%]
①714.6
②48.3
③1122.9
④1531.3
⑤1122.9

特別区は「3・4・5」が多い傾向にあります。

都庁

肢数割合[%]
①816.7
②510.4
③1633.3
④918.8
⑤1020.8

都庁は特に「3」が多くなっています。

国家一般職

肢数割合[%]
①38.3
②411.1
③822.2
④1130.6
⑤1027.8

国家一般職は「4」が多く、「1」は正答になりづらいです。

国家専門職

肢数割合[%]
①616.7
②925.0
③411.1
④1130.6
⑤616.7

「4」が正答になるケースが多い一方で、「1」は少ない傾向です。

裁判所

肢数割合[%]
①00.0
②433.3
③216.7
④433.3
⑤216.7

過去12年間(12問)において、選択肢「1」が正解だったことは1度もない(0%)というデータが出ています。

まとめ

5択問題全体

肢数割合[%]
①98318.2
②112720.8
③112720.8
④112620.8
⑤104919.4

迷ったら「2・3・4」を選ぶと少しだけ勝率が上がります。

資料解釈

肢数割合[%]
①2413.3
②2614.4
③4122.8
④5027.8
⑤3921.7

時短のために「3・4・5」、特に「4」から優先して選択肢をチェックすると良いでしょう。

もちろん、試験は実力で解くのが大前提であり、このデータに頼りすぎるのは危険です。しかし、本番でどうしても迷った時や、時間が足りず1秒でも惜しい時の戦略として、この傾向を頭の片隅に入れておいて損はありません。

いざという時の判断軸として、ぜひ本番の試験に活かしてみてください。

動画で詳細解説

本記事で紹介したスライドやデータについて、動画でさらに詳しく解説しています。
より細かいニュアンスを知りたい方は、ぜひ講師が直接解説しているアーカイブをご覧ください。

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