こんにちは。公務員のライトのましゅーです。国家一般職の試験は、受験区分(地域)ごとに倍率やボーダーが異なります。そして、本府省はどの区分からでも受験可能となっています。そこで、2025年度の最新版の採用実績や区分の選び方のポイント・注意点などを、皆さんにお届けしていきます。
この記事を書いた人

公務員のライト専任講師
ましゅー先生(望月真修)
国家一般職の採用のルール

人事院のルールとして、本府省への採用については行政・教養区分の「関東甲信越地域」からの採用が中心とされていますが、全国どの区分で受けても「本府省」にはチャレンジ(官庁訪問)することができるものになっています。

本府省はどの地域でも受験可能だけど「倍率・ボーダー」が異なる

国家一般職の場合は、受験した地域の地方官庁(出先機関)で働くのが一般的ですが、先ほどお伝えした通り、東京の霞ヶ関にある「本府省」については、どの地域でも受験可能です。
国家一般職の受験区分はココをクリック


国家一般職(行政区分)の倍率[2025年]

こちらが国家一般職の「行政区分」の2025年度の試験倍率の一覧表です。
→筆記試験のボーダー点はこちら
国家一般職(教養区分)の倍率[2025年]

こちらが国家一般職の「教養区分」の2025年度の試験倍率の一覧表です。
→筆記試験のボーダー点はこちら
[2025年版]国家一般職の採用実績(総計)

こちらの表が国家一般職の採用実績をまとめた図表です。最終合格者ではなく、実際に採用(内定)された方の合計数となっています。

各省庁別の採用実績まとめ[2025年]





































本府省採用の関東甲信越区分の割合

2025年の本府省採用における関東甲信越区分の割合は、67.7%となりました。※会計検査院やデジタル庁、こども家庭庁など、集計可能な本府省の採用実績の数値を合計したものです。

区分の選び方のポイント・注意点
①希望省庁の採用区分を確認しよう!(区分選び)

ご自身が希望する省庁の採用枠があるかないかといった点は、必ず確認するようにしましょう。たとえば、2025年度の場合は「デジタル庁」は行政・教養区分、どちらの区分からも採用があるので、どちらの区分で受けてもOKですが、「総務省(総合通信基盤局)」を志望する場合は、行政区分の採用枠が無いので、教養区分で受けないと、採用の可能性が無くなってしまいます。
なお、省庁別の採用予定者数の最新版(詳細版)は、毎年5月下旬頃に公表されています。基本的には前年度版の採用予定者数の詳細をチェックしていくことになります。
②関東が採用の中心というのは気にしすぎないようしよう(地域選び)
私も毎年、何千人という受験生を見ています。やはり、「まずは試験に確実に合格する」といった考え方が重要ですので、学習の進捗状況次第では、思い切って、倍率が低い地域区分で受験することも戦略の1つです。官庁訪問は平等に人物を見てくれるものになりますので、地方区分の受験生も普通に採用内定のチャンスがあります。
倍率が低い区分で受けるメリット・デメリット
試験の合格率が高まるといった大きなメリットがある一方、人事院面接の受験地がその受験区分になる(北海道区分で受けたら、人事院面接は北海道に受けに行く必要がある)という点や、本府省の採用がうまく進まなかった時に就職先の選択肢がその受験地域内になるといったようなデメリットがあります。

③採用実績の数値は最低値(内定者はもっと多い)
官庁訪問は複数の省庁に訪問して選考を受けてよい仕組みになっています。つまり、受験生の多くは色々な省庁を併願しています。さらに、受験生の多くは国家一般職以外の試験もたくさん併願しています。
そのため、国家一般職は「内定を出した人の辞退割合」が非常に高い試験となっています。この記事で紹介した採用実績は、最終的に就職した人の数であって、官庁訪問に合格(内々定)した人の数ではありません。

④地域区分ごとの採用予定者の合計値を見てみよう

受験区分ごとに倍率やボーダー点が異なりますが、これは受験年度ごとにも異なるものになります。そして、その年の倍率やボーダーに大きな影響を及ぼすのが「採用予定者」です。極端な話、昨年度は採用予定者が100人だったところ、今年度は20人に減ってしまったという場合、特に筆記倍率・筆記のボーダー点は急に高くなることが予想されます。

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