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【国税専門官】専門記述・会計学で100点満点!合格者の再現答案と勉強法

今回は、2026年度の国税専門官採用試験で、専門記述(会計学)で素点100点(満点)を取った受講生の体験談を紹介します。

社会人として働きながら合格した方で、実際に出題された問題文と本人が再現した答案の全文、そして勉強法・本番のアドバイスまで、本人の言葉をほぼそのまま掲載しています。

この記事で分かること
  • 2026年度・専門記述(会計学)の問題文再現答案(全文)
  • 会計学の専門記述で100点を取った受講生の勉強法(講義・択一・記述)
  • 本番で難問が出たときの考え方・乗り切り方
  • 社会人受験生ならではのスキマ時間の使い方
記述は、定義や意義をどれだけ精度高く暗記できているかで決まりました。私の勉強法と答案が参考になれば嬉しいです。

 

【会計学100点】合格者のプロフィール

項目 内容
受験年度 2026年度
受験区分 国税専門官A(専願)
属性 社会人受験生(働きながら受験・転職組)
志望局 東京国税局のみ
専門記述 会計学を選択・素点100点(満点)・標準点178点
人物試験 総合判定B・標準点168点
最終合格の席次 上位20%台
採用 国税局からの囲い込み電話あり・採用面接で即日内定

※ 席次・採用の経緯は本人の申告にもとづきます。※ 個人が特定されないよう、経歴の詳細は伏せています。

社会人から国税専門官への転職を目指し、東京国税局のみを志望して最終合格された方です。専門記述は会計学を選択し、素点100点(満点)という結果でした。

人事院から取り寄せた試験結果はこちらです。

2026年度国税専門官採用試験の試験結果。専門試験(記述式)の素点100点・標準点178点、人物試験の標準点168点・総合判定B、身体検査A

※ 本人が人事院から取得した「2026年度国税専門官採用試験の試験結果」。受験番号・総得点・基礎能力試験・専門試験(多肢選択式)の欄は本人が非表示に加工しています。

【問題】2026年度 専門記述・会計学の出題

2026年度の専門記述(会計学)は、「会計方針の変更」がテーマでした。問題文は以下のとおりです。

2026年度 国税専門官 専門記述「会計学」

会計方針に関する次の問いに答えなさい。

(1) 会計方針の変更とは何か、また、それが認められていることの意義について説明しなさい。

(2) 会計方針の変更を行うことができる条件と、会計方針の変更を行った場合の会計処理をそれぞれ説明しなさい。

(3) 棚卸資産の評価方法を、後入先出法から先入先出法へ変更することが、会計方針の変更に該当するか否かについて、現行の日本基準に照らして説明しなさい。

※ 出典:人事院「2026年度 国税専門官採用試験 専門試験(記述式)」第4問(会計学)

(1)(2)は定義・意義・条件・会計処理を問う基本的な構成ですが、(3)は「現行の日本基準に照らして」という条件がついた応用問題です。合格者本人も「問題を見た瞬間、頭が真っ白になった」と語っています。

【再現答案】会計学100点の答案を全文公開

ここからは、本番で提出した答案を合格者本人が再現したものです。本人いわく「殆ど本番で提出した解答と乖離ない」とのことです。実際の答案用紙のイメージでまとめました。

2026年度 国税専門官 専門記述(会計学)の再現答案。答案用紙に(1)(2)(3)の解答を記入したイメージ

※ 受講生が試験後に記憶をもとに再現した答案を、人事院の答案用紙(記述・論文1)のイメージに載せたものです。実際の答案そのものではなく、人事院の公式な模範解答でもありません。

(1)で「継続性の原則の例外」として会計方針の変更を位置づけ、(3)では「後入先出法は現行の会計基準で認められていない」という知識から結論を導いています。

(3)は初めて見る問いでしたが、「後入先出法は現行基準で認められていない」という講義の知識から考えて書き切りました。

【本番の感想】問題を見た瞬間は「足切り」が頭をよぎった

満点を取った合格者でも、本番では手が止まりかけたそうです。当時の心境をそのまま紹介します。

合格者の声

受けた感想としては、準備してきた過去問の難易度よりも、遥かに高く感じました。問題を見た時は、足切りが過ぎり、頭が真っ白になりました。

ただ、難易度は確かに高いけど、履修して来た知識の範囲で解けるような問題になっているはず、と仮定したことで気持ちが落ち着き、自分の知識を絞り出しながら、書き上げました。

【勉強法】会計学100点の合格者はこう勉強した

私は公務員のライトの会計学講座を受講していたので、本番の難問も乗り切れました。

次に、講義・択一・記述それぞれの勉強法を、本人の言葉で紹介します。

講義の受け方

合格者の声

講義は、集中して聞き、暗記よりも理解をすることに努めました

択一(専門択一)の勉強法

合格者の声

択一は、各講座に付帯されている過去問を解き、ミスした問題は、暗記が曖昧な所と、引っ掛けの傾向を掴み、PDFにメモしました。

本番を迎えるまでは、何回もPDFテキストを読み込み、特に自分のメモを頭の中で反芻させながら、回転数を意識して暗記の精度を高めました

記述(専門記述)の勉強法

合格者の声

記述は、講義のPDFに記載ある過去問の解答例を丸暗記し、定義や意義を完璧に暗記しました

これに関しては、完全に根性論と言いますか、帰宅中の帰り道やお風呂で独り言のように話してみたり、真っ白な紙に殴り書きして、どの論点も本番まで忘れないように、全論点幅広く触れることを意識していました。

講義は理解を優先、択一はミスをメモして回転数を上げる、記述は定義と意義を完璧に暗記。この3つが土台でした。

【アドバイス】事前準備と本番の心構え

これから国税専門官を目指す皆さんへ、合格者からのアドバイスです。「事前準備」と「本番」の2つに分けて紹介します。

事前準備:定義・意義を「精度高く」暗記する

合格者の声

事前準備のアドバイスとしては、公務員のライトのテキストに記載ある、解答例の定義や意義は精度高く暗記することをオススメします

理由としては、応用問題が出たとしても、定義や意義から派生させて問題を解くことができ、その知識で得点する事が出来たからです。また、小手先のテクニックではありますが、定義が書けると文字数を稼げるという良さもあります。

社会人組で時間が無い中でしたが、通勤時間やお昼休憩、お風呂等の時間も会計学の定義や意義を想起していました。社会人の方、そして大学がお忙しい方も、スキマ時間を活用し、暗記の精度に妥協せず、頑張って頂きたいです。

本番:応用問題は「出題者の意図」を考える

合格者の声

本番のアドバイスとしては、一筋縄では解けないような応用問題が出た際には、出題者の意図をよく考えてみて欲しいです。

例えば(3)、現行・後入先出法という2つのワードから思い浮かべられるのは、公務員のライトの講義の中で学んだ「後入先出法は現行の会計基準では認められていない」という知識だと思います。故に、(3)はこの知識からの思考力を確かめる問題だと考えました。

私も本番に突然知らない知識を問われて焦りましたが、出題者の意図を汲む事を意識しながら解答し、素点100の満点を頂けました。問題を見た時は絶望しましたが、諦めずに書き上げて本当に良かったです。

皆様も最後まで粘りきり、合格を掴んで頂きたいです。

知らない問いに見えても、定義・意義から派生させれば書けます。最後まで諦めずに書き切ってください。

【採用面接】社会人・転職組は経歴の準備を

合格者の声

採用面接ではしっかり目の面接でしたし、新卒からのブランク、短期離職については突っ込まれたので、準備をしていて良かったです。

社会人・転職組の方は、筆記対策と並行して経歴の説明(ブランク・転職理由)を早めに準備しておくことが大切です。

【受講講座】合格者が受講していた講座

この合格者が公務員のライトで受講していた講座は、以下のとおりです。会計学の講義・テキストは、本記事の勉強法・再現答案の土台になったものです。

【まとめ】会計学の専門記述で100点を取るポイント

この記事のまとめ
  • 2026年度の会計学は「会計方針の変更」がテーマ。(3)は現行の日本基準に照らす応用問題
  • 講義は暗記よりも理解を意識して集中して聞く
  • 択一はミスした問題の「曖昧な所・引っ掛けの傾向」をメモし、回転数を上げて精度を高める
  • 記述は過去問の解答例を丸暗記し、定義・意義を完璧に暗記する(全論点に幅広く触れる)
  • 本番で難問が出ても「履修した知識の範囲で解けるはず」と考えて落ち着く
  • 応用問題は出題者の意図を考え、定義・意義から派生させて書き切る

難しく感じる問題でも、諦めずに最後まで書き切ることが合格につながります。皆さんもぜひ、この合格者の勉強法を参考にしてみてください。

会計学の専門記述対策として、この合格者も使った公務員のライトの会計学講座を紹介します。定義・意義の解答例と過去問解説がセットになっています。

会計学

「会計学」は国税専門官の必須科目ですが、「どう対策すべきか分からない受験生が多い科目」です。テキストだけでは理解しづらい、予備校の講義は難しい、他科目で手が回らないなど、そんな理由で後回しになりがちです。ですが公務員のライトの会計学講座では、「2週間で8割以上取れた」「1週間で8問中6点取れたという声を多くいただいています。

 

※ 本記事は、2026年度国税専門官採用試験に最終合格した公務員のライト受講生の体験談をもとに構成しています。試験結果は本人が人事院から取得したもの、席次・採用の経緯は本人の申告によるものです。※ 再現答案は本人が試験後に記憶をもとに再現したもので、人事院の公式な模範解答ではありません。※ 出典:人事院「2026年度 国税専門官採用試験 専門試験(記述式)」