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【2026年度速報】国税専門官の筆記倍率は1.15倍!初年度年収約478万円で狙い目?

こんにちは。公務員のライト専任講師のましゅーです。

2026年8月12日、人事院から国税専門官採用試験の実施状況が公表されました。国税専門官Aの第1次倍率は1.15倍です。

そこでこの記事では、倍率低下がチャンスと言える理由、国税専門官の魅力、合格に必要な対策まで公式データをもとに解説します。

この記事を書いた人

公務員のライト専任講師

ましゅー先生(望月真修)

  • 膨大な試験データを元に出題傾向・ボーダー予想を行う

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2026年度の国税専門官Aの倍率

年度 採用予定者 申込者 第1次受験者 第1次合格者 第1次倍率 第2次受験者 最終合格者 第2次倍率 最終実質倍率
2026年度 約1,000人 9,369人 6,494人 5,652人 1.15倍 4,664人 3,291人 1.42倍 1.63倍
2025年度 約1,000人 10,169人 7,079人 5,868人 1.21倍 4,844人 3,305人 1.47倍 1.77倍
2024年度 約1,000人 11,761人 8,321人 5,704人 1.46倍 4,673人 3,251人 1.44倍 2.10倍
2023年度 約1,000人 13,618人 9,555人 5,511人 1.73倍 4,846人 3,127人 1.55倍 2.69倍

※ 国税専門官Aの数値です。第1次倍率=第1次受験者数÷第1次合格者数、第2次倍率=第2次受験者数÷最終合格者数、最終実質倍率=両倍率の積で算出しています。

2026年度は、第1次倍率が1.15倍、第2次倍率が1.42倍、最終実質倍率が1.63倍でした。

ましゅー先生
第1次だけでなく、面接を含む第2次試験と最終実質倍率まで確認することが大切です。

第1次試験の通過状況

第1次試験は6,494人が受験し、5,652人が合格しました。合格率は87.0%で、数字上は10人中約9人が通過した計算です。

ただし、全員が同じ確率で受かるという意味ではありません。試験日までに学習を続けた受験生の中での結果です。

第2次試験と最終実質倍率

第2次試験は4,664人が受験し、3,291人が最終合格しました。合格率は70.6%です。

第1次試験から最終合格までの通過率は50.7%です。筆記倍率が低くても、試験全体では約2人に1人が最終合格しています。

倍率低下で国税専門官が狙い目になった理由

2023年度と2026年度の国税専門官Aにおける第1次受験者数・第1次合格者数と筆記倍率の比較

倍率低下の中心にあるのは、第1次受験者数が減る一方で、合格者数がほぼ維持されていることです。

ましゅー先生
試験が急に簡単になったというより、受験者の減少で合格の間口が広がったと見るのが正確です。

第1次受験者数の減少

第1次受験者数は、2023年度の9,555人から2026年度は6,494人へ減りました。3年間の減少率は約32.0%です。

申込者数も13,618人から9,369人へ減っており、国税専門官Aを受ける人そのものが少なくなっています。

合格者数が維持された影響

同じ期間に、第1次合格者数は5,511人から5,652人、最終合格者数は3,127人から3,291人へ増えました。

受験者が約3割減っても合格者数が維持されたため、最終実質倍率は2.69倍から1.63倍まで下がっています。

低倍率をチャンスと見る条件

  • 税務の仕事に関心がある
  • 法律・経済・会計の学習に取り組める
  • 筆記だけでなく面接まで準備する意思がある

倍率の低さは大きな追い風です。仕事との相性を確認し、必要な対策を続けられる方には、今の国税専門官は有力な選択肢です。

ましゅー先生
倍率だけで決めるのではなく、仕事内容と試験科目の両方に納得できるかを確認しましょう。

就職・転職で国税専門官を選ぶ3つの魅力

国税専門官を選ぶ3つの魅力(社会的信頼・安定した給与・仕事のやりがい)

国税専門官の魅力は、低倍率だけではありません。国家公務員として働きながら、税務の専門性を高められる点にも注目です。

ましゅー先生
就職先や転職先として考えるなら、受かりやすさだけでなく、働き続けるメリットまで見ておきましょう。

国家公務員としての社会的信頼

国税専門官は、国の財政を支える国家公務員です。雇用と給与制度が法律に基づいて整備されており、長期的な生活設計を立てやすい仕事です。

税を扱う仕事には大きな責任が伴います。その責任を担う専門職であることが、社会的な信頼にもつながります。

専門職としての安定した給与

項目 金額・支給月数 見方
初任給(月額例) 318,480円 2026年度に東京都特別区で勤務する場合
初年度の年間収入例 4,782,000円 国税庁が示す2026年度のモデル
平均年収(簡易推計) 約736万円 2025年の税務職全体・平均年齢41.3歳
ボーナス 年間約4.65月分 期末・勤勉手当として6月と12月に支給

※ 初任給と初年度の年間収入は国税庁の2026年度公表例です。平均年収は、人事院の2025年調査にある税務職俸給表適用職員の平均給与月額442,129円に、ボーナス4.65月分を加えた単純推計です。勤務地・職歴・各種手当・勤務成績などで実際の支給額は変わります。

20代前半で約736万円がもらえるという意味ではありません。若手が見るべき数字は初年度478万2,000円の公表例です。

ましゅー先生
初年度のモデル年収と職員全体の平均年収を分けて見ると、待遇の実態が分かりやすくなります。

税の公平を支える仕事のやりがい

国税専門官は、税務調査や滞納処分などを通じて、納税が適正に行われる環境を支えます。国の財政基盤と公平な社会を守る仕事です。

法律・経済・会計の知識を実務で使いながら、研修を通じて税のスペシャリストを目指せる点も大きな魅力です。

ましゅー先生
数字を扱うだけではなく、納税者と向き合いながら公平な税務行政を支える仕事です。

低倍率でも試験対策が必要な理由

  • 基礎能力試験と専門試験で必要な得点を取る
  • 専門記述で知識を文章にまとめる
  • 人物試験で志望動機と適性を伝える
  • 最終合格後の採用面接に備える

筆記倍率が1.15倍でも、対策する範囲が狭くなったわけではありません。試験ごとに準備する内容が異なります。

ましゅー先生
低倍率は合格の保証ではありません。準備すべき試験が減ったわけでもない点に注意しましょう。

法律・経済・会計を含む専門試験

国税専門官Aでは、基礎能力試験に加えて、民法・商法、会計学、憲法・行政法、経済学などの専門試験が課されます。

科目数が多いため、全部を同じ深さで学ぶより、配点や得意不得意を見て優先順位を決めることが重要です。

専門記述と人物試験

第1次試験では、選んだ専門科目について答案を作る専門記述もあります。知識を覚えるだけでなく、制限時間内に文章で説明する練習が必要です。

第2次試験の人物試験では、志望動機や経験を国税の仕事への適性と結びつけて伝えます。筆記後にゼロから始めると準備が詰まりやすくなります。

最終合格後の採用面接

最終合格者は採用候補者名簿に記載され、その後、希望する国税局などの採用面接を受けます。

最終合格と採用内定は別段階です。志望先の業務研究と採用面接の準備まで続けましょう。

予備校を活用した国税専門官対策

国税専門官合格クラス

国税専門官は、筆記・専門記述・人物試験・採用面接を一つの計画で進める必要があります。全体管理に不安がある方は、予備校の活用が効率的です。

ましゅー先生
合格ラインから逆算すると、今やる科目と後回しにする科目を決めやすくなります。

独学より予備校が向いているケース

  • 法律・経済・会計を初めて学ぶ
  • 大学や仕事と両立しながら短期間で進めたい
  • 専門記述の添削や面接練習を受けたい
  • 国税専門官と他区分を併願したい

教材を集めるだけでなく、学習順序・答案の改善・面接での伝え方まで相談できることが、予備校を使うメリットです。

早めに相談するメリット

受験年度、学習経験、確保できる時間によって、最初に選ぶ科目は変わります。迷ったまま教材を増やす前に、現在地を整理することが近道です。

国税専門官を受けるか決め切れていない段階でも問題ありません。まずは相談で必要な学習量と受験までの流れを確認してください。

ましゅー先生
今の学習状況を教えていただければ、国税専門官に向けた優先順位を一緒に整理できます。

まとめ

  • 2026年度の第1次倍率は1.15倍で、第1次合格率は87.0%
  • 第2次倍率は1.42倍、最終実質倍率は1.63倍
  • 受験者が約3割減る一方、合格者数が維持されて倍率が低下
  • 初年度の年間収入は478万2,000円、平均年収は約736万円の目安
  • 低倍率でも専門試験・記述・面接・採用面接の対策は必要

2026年度の国税専門官Aは、倍率の低さと待遇・仕事内容を合わせて考えると、就職にも転職にも狙い目と言える試験です。

ましゅー先生
数字が追い風になっている今こそ、試験全体の計画を整えて合格の可能性を高めましょう。
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出典:人事院「2026年度 国税専門官採用試験実施状況」/人事院「2025年度 国税専門官採用試験実施状況」/人事院「2024年度 国税専門官採用試験実施状況」/人事院「2023年度 年次報告書」/国税庁「2026年度 国税専門官採用試験の概要」/国税庁「国税専門官採用案内」/人事院「2025年 国家公務員給与等実態調査の結果概要」/国税庁「国税専門官に関するQ&A」(いずれも2026年8月21日確認)